IoTNEWSのコンシューマIoT/AIを専門に事業企画支援をする、「IoTNEWS生活環境創造室」で、自主調査として、実際の保有状況、利用状況について調査を行ったそうです。
image:IoTNEWS
普及率は8%ということで、スマホが5%の普及に2年半以上かかったことに比べれば圧倒的に早いペースで普及していることになりますね。機種別の普及率については以下の通りです。
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こうしてみると、Google Homeの普及率が高いようです。SONYや他メーカーから販売されているスマートスピーカー も音声認識にGoogle Homeを採用していることから、国内においては海外とは異なり普及率においてどうやらGoogle Homeに軍配があがる。
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利用意向についての調査「今後AIスピーカーは広まっていくのか?」という質問に関しては、認知率とは正反対に思った以上に低いですね。具体的にどう活用したら便利になるのかまだまだ利用方法についての理解が進んでいないようです。この辺りの解決方法が大きなビジネスチャンスかもしれませんね。ただ、すでにハマって利用し続けているユーザーが増え続けていることも事実で、またその利用者にとっては、満足度も高く利用意向も高い傾向にあるそうです。
記事内でご紹介した調査データはIoTNEWS生活環境創造室の
自主調査によるものです。
スクリーニング
調査時期:2018年9月末
調査手法:WEBアンケート調査
調査対象者:全国15~59歳男女
調査サンプル数:20,000ss
※エリア、性年代は人口構成比に準ずる
本調査
調査時期:2018年10月上旬
調査手法:WEBアンケート調査
調査対象者及びサンプル数:全国15~59歳
男女AIスピーカー利用者:300ss
AIスピーカー利用意向者:700ss
※スクリーニング調査における保有者の性年代構成比、意向者の性年代構成比に準ずる
参考:IoTNEWS「20,000人への調査からわかる、AIスピーカーの保有実態と、気付けないベネフィット」
まとめ
いかがでしたでしょうか?これほどまでにしっかりとした調査結果は、国内においてなかなか見られないので、とても貴重だと思います。
一応、機種別の普及率について補足しておきたいのが、よく「どの機種が一番使われていますか?どれに対応すれば良いですか?」と質問を受けることが多いのですが、グラフをご覧の通りどのメーカーもそれなりに普及しているので、サービス提供側としては全部対応しておいたほうが良いかもしれません。
デバイスの性能や機能が日々進化し続けており、高い期待値に追いつくのも時間の問題だと思います。注目すべきはデバイスが普及しはじめているのに、利用意向が低い点で、「なし→あり」に変えた時、それはものすごい化学変化が起きるわけです。ぜひこれからも研究に励んでいきたいところですね。いったいどんなプレイヤーがどんなサービスで一番に攻略するのか?…楽しみにしております。
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